ナカムラマコトの世界 / Мир Макото Накамуры

漆工芸家「中村真」の作品と展示情報を主に、かつて暮らした中央アジアの風景と工芸にも触れていきます。

お箸を塗りませんか?

Posted by nakamura.m on  

2016:前期:ミアザ


工芸材料の研究者をされている活動的な先輩が取り持ってくださった縁で、一年に2回、梅雨と晩秋に日帰り実技体験(ワークショップ)を担当させていただいてます。
『初めての漆』という表題で、漆を楽しんでいただき、おかげさまで好評です。
今回は6月11日(土)に開催します。すでに申込みがはじまりました。

場所は東京・神田小川町のTEORIYAさん。
そのTEORIYAさんに毎月2週目だけ開店するユニークなお店【2週目ミアザ】のワークショップイベントです。
お問い合わせと予約の電話は03-3470-5333(ミアザ:木村さん)
http://homepage2.nifty.com/miasa/2nd-shop-top.html
HPの情報は変更が間に合いませんでしたので、次の通り訂正させていただきます。

■初めての漆 11(土) 11:00-16:00, ¥6000+箸¥1000/膳~、 定員10名まで
漆にまつわる話を聞きながら漆塗りの箸を二膳仕上げましょう。
持ち物、長袖の作業着、エプロン、受講料。
追記:以前受講された方は以前の続きも持ってきてくださっても構いません。

さて、今回はどんなお話をしようかな。と、今から私も楽しみです。

好奇心と勇気が開く漆の扉。天然の漆で仕上げる自分のお箸を塗ってみませんか。




































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中村真の漆と大陸から来た漆の民具のこと

Posted by nakamura.m on  

2016:04:モルゲン3

遅ればせながら「中村真の漆と大陸から来た漆の民具」の話題。
個展の回数を重ねるにしたがい、今更ながら自分自身が目指すべき世界の柔らかな輪郭が見えてきた気がしてます。

2016:04:モルゲン9

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2016:04:モルゲン1

かつて私の作品発表は、工芸作品ということであえて台上に作品をただ陳列するという展示をしていました。使い手がそれぞれの思い入れで手に取ってくだされば、という当時の売れっ子作家の哲学を見習った使い手への”配慮”という痩せ我慢からですが、どうも私自身は作品をそのように発表することで喜びを感じる心を持っているわけではないと気がついたのです。
また、作品がどうこうということはさておき、個展では特別な舞台として一期一会の場、言わばお茶席のようなといえばいいのだろうか。作ったものを見せるだけでなく、作品を触媒として時間、空間、人との関わりが二度とない大切なことなのではないか。その重合がささやかな文化そのものであり、出展作品と関わってくださる皆と時間を共作することこそが作品なのではないかと思うようになりました。個展というのはそのような広がりのある機会でありたいものです。
では、どういった理念をもって活動しているのかを、今回あらためて再確認も兼ね、文章化したものをキャプションにして掲示しました。

『文化とは、風土・歴史・生活の積層であると思っています。私は制作や研究などを通して文化のなりたちを知りたいのです。これらの活動で知り得た見解を、多くの方と分かち合える事を目指して、発表活動・実演講座・交流会などを行っています。』

といっても、やはり言葉にすると野暮というもの。一度来場されたらば言わんとしていることが判ってくださるだろうか。わざわざ足を運びたくなるような場を作れるようにのびのびと、これからも頑張って行きたいと思っています。


2016:04:モルゲン10


まずは、今回の機会を与えてくださり、素敵な空間作りにご協力いただいたアートスペース モルゲンロートの主人の福井さん。会期中の土曜日、民族音楽の演奏会では展示空間の雰囲気をガラリと変える驚きの変化を演出してくださったキルギス音楽の演奏家ウメトバエワ・カリマン(Umetbaeva Kalyiman)さん、井上果歩さん。ペルシャ音楽の演奏家佐々木翔太朗さん。
そして、お忙しいところご来場いただいた皆様。気にかけてくださりつつ来場叶わなかった方々、窓の外を飛び回っていたつばめ達にもあらためて御礼申し上げます。
どうもありがとうございました。






















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