ナカムラマコトの世界 / Мир Макото Накамуры

漆工芸家「中村真」の作品と展示情報を主に、かつて暮らした中央アジアの風景と工芸にも触れていきます。

2014年4月の展覧会

Posted by nakamura.m on  

平成26年春の展覧会は、青山の和菓子屋桃林堂画廊で開催するグループ展に参加します。

Img

今回は昨年秋の個展での近作に加え、新作を少しと、ちょっと大きい旧作で展開する予定です。
春の青山、おしゃれ散策の折り、お立ち寄りいただけたら嬉しいです。

会場は老舗の和菓子店《桃林堂》青山店に併設されたギャラリー。
地下鉄千代田線表参道駅下車B4出口至近。

Kikura  器の蔵 展 (陶芸・漆・金工)
出展者:岩淵真理、佐藤江利子、中村真、 西山陽、渡辺国夫
4/1(火)〜4/6(日)10;00〜19:00(最終日16:30迄)

私の在廊予定は1(火)の午前中、2(水)全日、3(木)時間未確定、4〜6(金土日)全日の予定です。

Img

店舗情報は以下のリンクを参考にしてください。
http://www.tourindou100.jp/tenpo/toukyou_tenpo/t_garally_info.html

スポンサーサイト

春分の日の話

Posted by nakamura.m on  

2014 YANGI YILI BILAN TABRIKLAYMAN!
2014年、新年あけましておめでとう!とウズベク語で。

タシケント結婚会館


 3月21日は春分の日。私が住んでいたことのあるウズベキスタンには大きな祝日がいくつかありますが、独立記念日と並んで春分の日は『ナブルーズ』というお祭りが催され格別にお祝いします。中国における旧暦の正月といった風情でしょうか。
 ナブルーズの起源はイスラムよりも1,000年近く前に成立したゾロアスター(拝火教)にさかのぼるとされているようです。実際に田舎では、ナブルーズの日にたき火を飛び越えて邪気を払うなど、火にまつわる習慣が残っているところがあるようです。日本にも火渡りの神事を行う神社もたくさんあるので、繋がりを考えると興味深い題材です。

 さて、日本のおせちのように、ナブルーズではこの日のために作られる特別な食べ物があります。発芽小麦を煮詰めたスマリャクというジャムのような食べ物です。ノン(パン)に塗ったりして食べます。味は甘いのですが、洋菓子のように直接響く感じではなく、口に入れると一拍子遅れてやってくるやさしい甘さ、とでも表現すればよいのかなぁ。

 このスマリャクという料理、春の農作業である種まきに由来すると伝えられています。
 春になって麦をまく季節になりましたが、天気が悪くてどうしても蒔くことができず、そうこうしているうちに麦からどんどん芽が出てきてしまいました。もったいないので奥さんが、発芽した麦を煮込んだところ、それが甘くておいしかったということで、それからというもの毎年春になると作るようになったのだそうです。
 スマリャクはウズベクの人にとって春の風物詩、スマリャクの甘い香りは春の香りということになりました。

 麦芽糖と言ってしまえばそれまでですが、このようなわけで、ウズベク人の魂の食べ物のスマリャクです。当然歌謡曲にもスマリャクを題材にしたものがあるのです。
旧ソ連時代のウズベク出身の伝説的バンド”ヤッラ”が歌う、その名も「スマリャク」


 ちなみにこの画像はEAST SIDE という旧西ドイツのレーベルがもとと聞いたことがあります。”東側”という名のとおり、旧共産圏のミュージックビデオを取り扱っていたようで実に興味深い。


春のおやつに繕いのお重

Posted by nakamura.m on  

重箱桜餅
さくら餅、うぐいす餅に草だんご。

かしわの葉が描かれたお重に並べて一服。
古道具屋で埃をかぶっていた、この銘なきお重は三寒四温の候を何遍経たのだろう。

繕いは、古い痕跡を留めるように施すのも乙。

修繕は金繕いのみならず、漆器もお受けしています。
まずはご紹介まで。

該当の記事は見つかりませんでした。