ナカムラマコトの世界 / Мир Макото Накамуры

漆工芸家「中村真」の作品と展示情報を主に、かつて暮らした中央アジアの風景と工芸にも触れていきます。

中庭の味

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ジザフプロフ



たまに、ウズベクで出会った友人を招いたりして、ウズベクの味再現への挑戦を試みたりする。
全般的に、調理内容などはさして難しくないウズベク料理なのだが、なぜだかタシケントの中庭食堂の味には及ばないのはどういうわけだろう。

ひたすら乾燥した空気の、抜けるような空の下、中庭の縁台で食べるならもっと美味しく感じるかしれない。

以下、友人より教わり参考にさせてもらっている、代表的ウズベク料理「プロフ」のレシピ。

1)カザン(厚手の鍋)の中に150-200ml サラダ油をあたためる。
以下(2)−(5)材料を下記の要領で、色がつくまで炒める
※炒めすぎに注意
2)クミン・他の香辛料・塩少々をふった肉、
3)玉ねぎはきつね色になるまで
4)千切りにしたニンジン(600-700g)をやわらかくなるまで
5)トマト1個 or トマトケチャップ小さじ1杯を加える
6)その後、水でひたひたにして弱火で煮詰める。

7)別の鍋に同時に米600-700gに塩・お湯をひたひたにして含浸させておく。(15-20分)

8)6)の水がほとんど煮詰まって来たら、7)を6)の上に敷き詰めるように全部入れる。米の上ににんにく一塊、乾燥アンズ、乾燥プラム、を載せ、強火で温度を上げる。
9)米の真ん中に2センチくらいの穴をあける。同じように周囲に4−5の穴をあけ、その穴の中にお湯を入れ、その上に100gのバター、完全にふたをして超弱火で15-20分蒸す。
10) その後、蓋を注意して開け、顔を離しておく。味見。硬ければ、先ほどの穴に、湯をくわえて再度、蓋を閉めて蒸し、適宜米の硬さを確かめる。

11) 全体混ぜて、大皿に山のような形に盛りつけ、上に肉を切って置く。刻んだ香草をふりかけて完成。


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中庭食堂的風情

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中庭食堂1



タシケントの自宅近所にある、一般家屋のつくりの大衆食堂。
杏子の木が植えてある中庭が気持ちいい。
そんなことで、ここ“DAVLAT HOJI OTA OSHXONA”(ダブラットホジャおじさんの食堂)の愛称はいつしか「中庭食堂」ということに。


タシケント中庭食堂看板


ほぼ毎日、春も夏も秋も冬も、朝も昼も夜も通った店。この味が私のウズベク料理に対する味覚の基準となった。


中庭2


ここはタシケント庶民にも割と料理が美味しく良心的なお店として有名で、お昼時には多くの人が訪れる。
皆、談笑しながら楽しそうに食事を楽しんでいて、いつも平和な時間が流れている。

中庭の話

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ウズ中庭

埃の舞う小道から、土壁に囲まれたウズベクの一軒家の門をくぐる。
すると、土色の外界とは一線を画すように緑の庭が目に飛び込んでくる。
ザクロや杏子など果樹が植えてあったり、葡萄や瓢簞の棚になっている中庭があり、その木陰に縁台や土を一段高く盛った土俵のような台が据えられているのが見える。その上で家族がくつろいだり食事をしたり。
毎日、木陰で食事なんて贅沢ですね。

カラコル1

サイロッブ1


夜はこの露天の居間はそのまま寝室になったりします。
乾燥した空気と少ない街の灯りに、思う存分に天体を楽しむことが出来るのです。

住んだ街

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陽光降りそそぐ明るく素敵なところに住んでいました。
70’レトロの時代、旧共産圏で大人気の楽団“ヤッラ”に、このように「輝けタシケント、東洋の星」と高らかに歌われたような街です。古い画像なのに、今もこのような雰囲気を残しています。
タシケントは旧ソ連時代、モスクワ・レニングラード・キエフに続く大きな都市として、中央アジアの文化と行政の中心地だったということです。

私はこの街にあるウズベキスタン芸術アカデミーというところで中央アジアの民族造形をテーマに研究活動をしてました。



追記:こちらの方がタシケントの街をイメージしやすく、なんと我が家の近所も登場するのですこし興奮します。

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